「数学」とは
現在17歳の高校2年生がつらつらと綴っております
「数学」 これは私が小3か小4くらいの頃から現在に至るまで、ずっと苦しめられてきた教科です。いや、でも足し算引き算掛け算割り算あたりの頃、つまり小1小2の頃までは苦手意識なんてなかったんですよ。むしろ得意な方だったと記憶しております。
私が数学の魔の手に絡めとられたのは「通分」に入った頃でした。
その前の「分数」から怪しかったのかもしれませんがそれは置いといて、「通分」です。
通分で躓いてからの私はどうやって数学と向き合えばいいのかわからなくなってしまいました。頑張って必死に解いた答えも答えが間違っていれば問答無用でバツをつけられ、そんな日々が続き、そしてそんな日々が長かったのです。
中学に入ってからはもっと悲惨でした
xとかyとか使いだすんですよ?意味わかんなくないですか?
数学嫌いの友達とは「せめて□とか△にしたらいいのに💢」と愚痴をこぼす毎日。
私の怒りの矛先は数学を飛び越えxとyにまで向いていました。
数学が嫌いなまま、数学が苦手なまま高校受験をしました。数学の点数はそれはそれは酷いものでしたが幸い、数学以外の教科は得意だったので高校は入学することができました
高校1年生の時、魔物はさらに力を増し、私にのしかかってきました。あの日々の辛かったこと辛かったこと…
よく塾の講師さんが言うじゃないですか、「分かった瞬間って楽しいよね!勉強楽しくなるよね!」みたいなの。
… ないんですよ
数学に関しては、分かった瞬間が楽しくなんてならないんですよ!!!
あ、私にはですよ!!?
あるとすれば危機を回避できたほんの少しの安堵感とまだまだ分からない事が沢山ある恐怖。この2つです
しかし、高2になって私の数学コンプレックスは少しずつ解消されていくようになります
なぜか、
それは もう何も考えずに解くようにしたからです
諦めた と言ってもいいのかもしれません。
難しい問題に出会って、初見で意味がわからなくても「あ〜!はいはい!なるほど!オッケーオッケー!」みたいな感じで2回目解いてます。知ったかぶりみたいな感じです。
全てを理解する事は諦めて、10のうちの8くらいは理解できたらいいなぁくらいで解くようになりました
学校の定期テストではこれで十分足りるということに気づいたのです
これは最近思ったことなのですが、どうやら「数学」という教科は「可能性」の話をしているようなのです。
xやyなどのアルファベットを用いる式は全て「これがこうなる"可能性"」を表しているみたい。
公式を考えた人は一体どんな脳みそしてんですかね、どんな数字を当てはめても解を出せる式をつくるって、かなり想像力豊かな人物なのでしょう
数字の問題を解く時、公式を使う時、この公式を使ったのは誰なんだろう とか この問題はどれだけの可能性を秘めているんだろう とか
考えながら解いてみると面白く感じるかもしれません
まあ苦手なことに変わりはありませんけど